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東雲の旅

管理人の徒然日記  ~日常のアレコレから制作裏話まで~

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1st Anniversary

 実は今日、四月八日を以ってカラフルは連載一周年を迎えます。これまでにも何度も繰り返してきましたが、まさかこんなに長く書き続けることができるとは思ってもみませんでした。最初はフラグを立てるつもりなんてサラサラなかったことをおぼえています、五本目くらいまではあの当時のレベルで結構スルスル書けていたんですが(今のレベルの 「結構スルスル書ける」 とは大きく意味合いが違うことがポイント)、そのくらいでもう息継ぎが苦しくなってきて、あーやっぱ十本書けりゃ御の字だなこりゃ、と思ったところでグラハム登場。今のカラフルの方向性は奴の登場が決め手になったといっても過言ではありません、てゆーかほんとその通りだと思います。・・まァそのターニングポイントとなったグラハムさんは最近めっきり顔を見ないんですがねアッハッハ← のらくら記から一貫してあのアホの子ヒロインを書いてきたわけですが、私はこのカラフルというものを書き始めてようやくあの子をちゃんと掘り下げることができたように思っています。しかもそれが、ヒロイン視点ではなくティエリアだったりハレルヤだったり、そういう他者の視点を借りつつ、というのもアホの子らしいと思ったりもする私はこれ、もしかして親バカ? 最初の思いつきは 「ティエリアとあの子って、相性最悪だろうなきっと」 でした、書いてる人間からしてマイナスからのスタートがどうプラスに転じていくか、というのを念頭においていたわけではサラサラなく、だからどちらにフォローを入れることもなく書き殴ってこられたのかなぁと。だからまさか一年経って、こんなフラグのたったものを書いている今がごっさ楽しいです。頭の中にある構成どおりに進めるのは大事なことだし、それがなくなればだらっだらして思わず目を覆いたくなるようなブツに仕上がるのは目に見えているんですが、それでも予想外の動きがあるのはとても楽しいです。特に私は頂いた感想とかコメントから彼らの行動をもう一度考え直してみたり、なるほど!と思うようなことが多々あったので、そういう意味でも私の頭の中にいるだけではない彼らを追いかけられているのかなぁと思っています。グラハム登場も元はといえば私のアイディアじゃないですしね、ほんと皆さまあってのカラフルです。そんな私はいま、ずるずると先延ばしにしてきたこととようやく向き合いつつあります。避けては通れない道だとわかっていながら、書くのを楽しみにしていたところもあるくせに、明らかにしんどいんで先送りにしてきたものです・・・ふー・・がんばります。

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カラフル 第74話

 銀魂28巻と3Z小説版、それに会長はメイド様!の7巻を購入いたしました、心はホクホクですが財布はスカスカです。お妙さんはゴリラストーカーを暴力と暴力と、そして暴力でいなしてしまうのに対し、銀さんはさっちゃんを追い払うとき確実に 「自分に惚れている」 というのを意識しながら、それを逆手にとって対処しているからSっていうか鬼畜にしか見えないんだろうな、と思いました。覆いかぶさるようなポジションで至近距離にメガネをとってやるなんてことした主人公見たことねーよ、いちご何とか%枠でもないのに。アニメ化を心底楽しみにしています← もう大学四回生になってしまいました、まだ成績確認して無いのであれなんですが(「お前ふざけてんのか」 と同回の奴らに怒られました)たぶんもう授業は取らなくてもいいと思うんです。が、じゃあこの一年バイトしながら自分探しの旅に出られんのかっつったらそうは問屋がおろさないのが理系の、しかもおもっくそ実験畑の哀しいところでして、来週月曜からは毎日研究室に通い詰めることになります。これでも全然始動が遅いんですけどね、なんせ足折れてたんで皆さん気ィ使ってくれちゃって・・・・僕としてはその間に銀魂妖精パロとかカラフルとか書けてうはうはでしたがねアッハッハ、就職活動をしろ。骨が折れてたなんて、しかもあんな経緯でやっちまったなんてあんま知られたくなかったので、とりあえず研究室にだけは連絡を入れて他の友人には全然連絡しなかったのですが、昨日研究室っていうか学科の研究室総出のお花見があるってんで顔出したら、ものの見事に研究室のちがう同回生のみんなも知っていました。「爆発的に広がった」 そうです、「広げた」 のまちがいだろーがコノヤロー、机の上にいかにもありあわせのお菓子を詰め込んだような お見舞い品 が置いてありました、チュッパチャップス4個ってなんかおかしくね?お礼にいったら5本に増えました。ラッキーなことに今年度から農学部の研究室棟が新館へお引越しになって、ものすごく綺麗なところで実験とかできるようになったんですが、その気が遠くなるような引越し作業に一度も顔を出さなかった同回の彼らも来てて(一度手伝いに行ったのを最後に戦力外通告されたのは誰ですか、はい私です。シーズン前に骨折したのが原因です)、見事なまでに就活の話しかしないのが地味に腹立たしかったです、ハイハイ第一志望のとこの最終面接来週なんですかそらよかったですねーそれ決まったら毎日顔出しますよ?へぇそりゃ楽しみだお前らSDSに使うゲル作れんのかコノヤロー・・わァるかったなこちとらまだ全然就活の目星ついてねーんだよ思ったよりすいすい進んでオレもビックリでしただぁ?楽しみにしてろよ、いつかきっとお前らのコーヒーにアクリルアミド流しこ くぁwせdrftgyふじこlp;@。
 ひっさしぶりの更新です、00現代パラレルシリーズ カラフル。このブログをご覧くださっていた方々はなんとなくそんな気配を感じておられてやもしれませんが、銀魂妖精パロが私の中で通常レベルまでようやく下りてきてカラフルにも時間を割けるようになったので、満を持して三ヶ月前に書き上げていたものを放出です・・・・・・サーセン、手元に何本か残ってないと不安になる不安定な管理人でほんとサーセン。えっと、全然関係ないことなんですが、ものっそい久しぶりにキュンキュンする感じの魔法使いティエリアな作品を読めて今ものすごくしあわせです。あーたまんねぇ。

74:明ける夜がもたらすもの
まァ、その、なんだ・・・・・・ほんとこの管理人こーゆーシチュエーション好きだよね。もうわかった、わかったから!っていうぐらいこーゆーの押してくよね・・なんだろ、今さらながらに重箱の隅をつつくような、自分でもあんま自覚なかった己の趣味を吐き出してることが恥ずかしくなってきた・・・あああああなんという公開プレイ! とまぁ八割九分くらい本気の冗談は置いておくとして←、眠りこけてるヒロインと起きてるティエリア、っていう場面をやたら多用するのは、それが私のなかでかなりわかりやすいあの子たちの画だからかなぁと思います。授業中に眠るとかは別にしても、やっぱり寝顔を晒すってのは相当無防備な状態だと思ってやまないんですが、それを無意識にやってのけるガードが薄いように見えてその実水族館の巨大水槽を形作る特殊ガラスぐらいの壁っていうかむしろ塀?を持つアホの子と、その奇妙なほころびをため息混じりに許容するティエリア。なんか絶対的にティエリアが可哀想な気もしますが、それが私の中の彼らです。書いてる自分でもビックリするくらい、話を追うごとにいいひとになっていくハレルヤとティエリアの二人だけの組み合わせは実はこれが初めてだったんですが、ここでもやっぱりハレルヤが便利屋さんになった感が否めません。彼とロックオンとスメラギさんにはまったく迷惑をおかけします、きっと一番美味しいのはアレルヤです。「トクベツ」 とか 「例外」 という言葉がもつ、一歩間違えれば愛の告白にもなりかねないものを抹殺するのがあの子とハレルヤの関係性なのではないかという、水城さんと私の妄想でした。
 

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片割れ月のように

 そして再び大阪に舞い戻ってきた彩斗です。冷蔵庫の中に28日が賞味期限の卵が4つほど放置されていました・・・・・ハードボイルドすれば大丈夫だと思う?ねぇ、固ゆで卵にすれば大丈夫だと思う?ねぇ← ダブルオー最終回のモビルスーツ戦があまりにカッコよかったため、またガンダム無双に触手が伸びつつあります。ファンネルに代表されるサイコミュ兵器が大好きです、だからつまりファングが大好きで、ケルディムのシールドビットがドツボです。攻守が可能な無線兵器とかたまりません、Iフィールドを展開することに使ったら攻撃にはまわせないフィンファンネルよかシールドビットのが汎用性には長けているのやもしれませんが、一番すきなのはやっぱりフィンファンネルです。νガンダムの片方の肩にだけ搭載した、あのアシンメトリーな感じがいいよね!あれで変形できたら向かうところ敵なしだろうなァ、対彩斗的な意味合いで。カミーユのストーリーモードをクリアしていたことを忘れてもう一回ラストステージをクリアしてしまい、精神を破壊されるカミーユをまた拝んでしまいました・・・・あああなんという鬱展開、ファの叫びが痛々しいというかなんというか・・。Ζガンダムの主人公は平和と引き換えに精神壊されるんだぜ・・?例によって例の如く、民間人上がりでガンダム操縦できちゃったから、つって前線に送り込まれ、そこでニュータイプに覚醒してラスボスとの戦いの中で彼の死と共に精神まで持っていかれる16歳・・・彼がまさか、洞爺湖の仙人だなんて・・・・・う、うぅっorz ←
 あっれぇ、本当はいつかきっとスパロボかなんかで実現するであろうアムロさんとリボンズの邂逅を想像してはによによしますって話にするつもりだったのに、気がついたらカミーユの話に・・・・未だに破壊力すげーなオイ。さてそんな今日は銀さん妖精パロの第二弾をアップさせていただきました、まさかの幼少期捏造です。妖精とちみっこの組み合わせです、誰が楽しいって私が一番楽しいに決まっている、なんかもう自己満足に付き合わせてほんとスンマセン。でも一番力入れて書いたのは夜の景色の描写でした、いかに自然たっぷりな懐かしい日本の風景感を、優しげで静かな夜を描き出すかに全力つぎ込みました。毎度毎度のことながら、己の見切り発車が悔やまれます。・・はっきりとは書きませんでしたがお分かりの通り、舞台は松下村塾のようなイメージです、先生は松陽先生。書きたい!と思って誰に頼まれてもないのに書き始めた幼少期でしたが、私はいつだかに書いたとおりなんらかの外部入力なしに出力するのは難しい人間です、なのでちょろっと幼少期作品を求めてネットの海に潜ってみたんですが思ったより少なくて驚きでした。別にゆめしょーせつが読みたいわけじゃなくて、幼少銀さんや私塾をどんなイメージで描かれているかに興味があったので手広く探してみたんですが・・あやうく司馬遼太郎に手が伸びるところでした、いや別に伸びてもいいっていうか読むべきなんだけど読み始めると止まらなくなることが目に見えてるだけに手が伸ばしにくいというか。イメージとして、今回はヒロイン十歳、銀ちゃん十二歳くらい。子どもの二年間というのは成長度としてかなり大きいと思いますし、ちっさいころから妖精銀さんとふたりきりだったのでちみっこヒロインはかなりの甘ったれです。カノ猫・カラフルのあの子もまァある意味甘ったれですが、なんせ保護者がジェイドなのでこっちのほうが明らかに甘ちゃんなイメージ、ただ彼女はあいだに戦争を挟むのであんな感じに成長した・・・・んじゃないかなァという、見切り発車以前のふわっふわな想像だけでこんなん書いてほんとスンマッセぇええン! 銀さんの 「肩を竦めた感じの猫背だとか、ぺったぺったと歩くがに股具合」 がたまらなく好きです、自分で自分のことがよく理解できません。

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時綻ぶ

 昨日は説明会に出た帰りしなに桜を見てきました。城址公園だったんで坂道や階段を上がるのがギブス引きずる私には軽い命取りだったんですが、見上げた石垣の上に桜色が見えてたんでフラフラと登ってきました、正直のぼるより降りるほうが命取りでした。がたがたの階段降りるのちょう怖ェ、しかも片足パンプス片足スリッパだしね、平坦な道ですでにがたがただからね。でも桜はほんとキレーでした、春ですねぇ・・・。あ、今朝テレビ見てたときに 「こんな魅力的な女性がいるなんて、と思いましたねぇ」 ってお話をされてるコメンテーターの方がいて、その方が 「どういうところが魅力的なんです? 見てくれ?」 という質問に対して、すこし考えたあとにお答えになった 「佇まい」 という言葉にずっきゅんです。軽く感動しました、その佇まいが魅力的だと言われる女性に対してもそうなんですが、それと一緒に 「佇まい」 という言葉がぽんっと出てくるその語彙力とか、感覚とか言葉の選び方とか、なんかもうそんないろんなものがすごいなぁって。普通でてきませんよ、せいぜい言えて 雰囲気 とか 空気 とかそんなふわっとした言葉ですよ、佇まいって・・「佇まい」 って! その言葉ひとつでその方の教養だったり物腰だったり、そういう具体的かつ抽象的ないろんなものを指しているんだろうなぁと思ってしばらくその言葉の余韻にふわふわしていました。そんなふうに適切であることは当然なんですが、プラスアルファで素敵な言葉を選べるような人間になりたいものです。趣味でゆめしょーせつとかに手を出している人間としてもそうなんですが、それ以上に 人間 として、そういう言葉がとっさに出てくるようなおとなになりたいです。・・どっかで使いたいなぁ、佇まい・・・・・・・無理か←
 以下はだらだらと昨日アップした銀さん妖精パロについて。「時綻ぶ」 を書き終わってすぐ、自分の頭の中をまとめるために書いたものでもあるのでちょっと気持ち悪い長さですがよければどうぞ。今日で最終回を迎えるダブルオーについては、後日なんかちょろっと書くかもしれませんし、書かないかもしれません。ぶっちゃけ一年前は全部を見終わってからハマってる自分に気づいたくらいなので、自分がどう出るかよくわっかんないんですよねぇ。ま、とにもかくにも実家のアクオスで最終回を楽しみたいと思いますキャッホォオオ!

銀さん妖精パロ:時綻ぶ
 ・・・長ェよ、とりあえず。でもとある夏の姉御の 「銀さんが妖精Ver.も書けるね!」 っていう突然のネタふり(唐突な強請りともいう)から、いろいろ考えたときに書ける、書きたいと思ったネタをとりあえず全部詰め込めたことには自己満足しています。坂田家シリーズを書いているときから、なんかこう・・天人が持ち込んだ薬かなんかで銀さんと妖精ヒロインの立場が逆転したやつとかってどうだろう、番外編みたいな感じで、とものっそいアバウトに考えていたのですが(このぐだぐだ加減が許されるのが銀魂だと管理人は信じて疑わないんですがコレほんとに許されてますか?)姉御には以前、自分で作った設定丸々なかったことにしたもんね、と五寸釘を刺されたこともあり、折角だから00妖精パロ設定でいってみようと動き出したものになります。・・・・銀さんに 「俺のゴシュジンサマになんか用?」 って言わせたかっただけっていうか、妄想っていうか己の萌えのために全力投球したっていうか、・・いやいつものことだけど、自分の書いたもんに萌えらんないのもいつものことだけど← あれだよね、ゴシュジンサマを漢字にしないところ、できないところに私の照れが垣間見られるよね、逆にそういうの恥ずかしいよね、なんかこう・・マジっぽくて← それを言わせたいがために、妖精銀さんの能力はハレルヤと同じ人間大のサイズになれるということになりました、なんという本末転倒。でもこう、基本的に来るもの拒まず去るもの追わずなスタンスですが、一度本格的に懐に入れちゃうと結構貪欲に執着して、それが新八や神楽を護るとか仲間を護るとか、そういうものに結びついているという感じが私の中の銀さん像なので、人間サイズになれるという設定は本末転倒とはいえかなりおいしかったんじゃないかと・・ふひ← とはいえ最後の最後までヒロインの口調がつかめませんでした・・性格とか思考回路はわりかし私にとって見通しやすかったんですが、なんせ敬語が・・自分の妖精にまでがっちがちの敬語使うってのもどーなんよ、と思った瞬間からぐずぐずになりました。あ、でも 銀さん と 銀時 を使い分けているのは仕様です、逆のような感じもしなくもありませんが、あの子ならこうする気がします。拙宅ではかなり珍しい、「大人な雰囲気の二人」 が少しでも伝われば幸いです・・・いや別にヤラしい意味じゃなくて。なので、いちいち深読みする感じでお願いします、大人な二人はいちいち言葉にしないんだぜ的な・・・・フォロ方になったつもりで拙筆を妄想フォローしてください、全力で。
 補足というわけではありませんが、私の中の銀さん妖精パロ設定?をちょろっと。ヒロインは病院勤めですが人間サイズの銀さんが同じく万事屋開業してるイメージです、基本的に妖精サイズでいるより人間サイズでいる時間のが長いくらいの。某T様とアホの子のコンビと違って、こっちはかなり安定してるイメージです・・いや今回結構墜落しましたけど。神楽は天人なので妖精とは無関係ですが、新八はやっぱお妙さんの妖精かなァ、つって。姉上じゃなくなるけど姉上って呼ばせるよ、いいよね原作でもサザエさん方式で私たち年とらないとか言っちゃうくらいだもん、3Zで志村姉弟同じクラスだもん、いいよねそのくらい。ぱっつぁんの能力は・・・・・・・洗濯物がなんかふかふかになるとか卵焼きがごっさうまいとかメガネとかそんなんです、嘘です、考えてません。で、銀さんは白夜叉として攘夷戦争に関わってた感じでお願いします・・・美味しいとこ取りかよって言わないで、だって白夜叉も攘夷も好きなんだ← 自分でも美味しいとこ取りだろと思いましたが、自分の欲望に忠実になることにしました、後悔はしていない。銀さんは前線で、医者ヒロインは後方で攘夷戦争に参加してたイメージです・・今回アップした中の悪夢云々ってのはその辺をイメージして書きましたが、どう捉えるかは読み手に一任されるべきだと思うのでもうまるっとお任せします、丸投げともいう← 

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愛の生まれるところ

 朝方、大阪の犬(ワン)LDK・・あ、間違えた、3Pに帰ってきました彩斗です。フェリーで帰ってきたので大阪に放り出されたのは朝六時半という早朝、じわじわ通勤の方々で混みはじめた電車の中で素敵なお兄さんに会いました。ぎゅうぎゅうの押し寿司状態、というわけではなかったのですが乗り込んだ時点で座席はすでに空いておらず、しゃーないのでギブスの足と旅行鞄ぶらぶらさせて立ってたんです。足首固まってるのですぐに鬱血するんですよね、じっとしてると。だから時々ひざを動かして爪先が赤黒くなるのを防いでたんですが、そのときつんつんと肩をたたかれまして。そんとき携帯の音楽プレイヤーでホルモンの絶望ビリー聞いてた私は(朝っぱらからなんちゅー選曲)びっくりして振り返り、そしたらそのスーツ姿のお兄さん、自分の座ってた席を指で示して一言、「どうぞ」 って言ってくださったんです。私の立ってた場所からお兄さんの座ってた席まではすこし距離があって、近くに立ってるオッサンもいたからか、わざわざ自分の鞄置いて席をキープしつつ、ただ一言 「どうぞ」。・・・・・・・・お、思わぬ不意打ちにキュンとしてしまった・・っ、携帯のメディアプレイヤーから流れてきたのは恋のメガラバですよ、最近の携帯は持ち主の心まで読めるんですか? ま、そこから何かイベントが発生するわけでもなくフラグが立つわけでもなく、私はぺこぺこ頭を下げながら席に座り、五分で居眠りしはじめたわけですが(サイテーだ・・)いやーほんといいお兄さんに出会いました。なんか、いろいろ捨てたもんじゃないなって思いました、うん。雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、ソウイウ人ニ私ハナリタイ。
 さて、坂田家と妖精シリーズ第三弾 「愛の生まれるところ」 はこれにて完結です、あざーっした! えーと、本当の本当に名前変換ない感じでお送りしました計四本です・・・あは、あはは。一番書きたかったのはやっぱり最後の最後です、坂田家三人の目の前でたまごが、生命が生まれる様子を書きたかった。なんだろうなぁ、私の中の銀さんはああいう 生まれたばかりのもの を見たのはあれが初めてぐらいのイメージです。赤ちゃんをあやすの妙に慣れてたんでどうかなぁとも思ったんですが、昔は白夜叉とかいってブイブイ言わせてたわけですし?やっぱなかなかない経験なんじゃないかなぁって。・・あ、攘夷戦争時にたいする私の表現が酷すぎますか、いやほんとに攘夷も好きですよ・・いやほんとに! 実際、私自身 生まれてくる生命をリアルタイムで見守った 経験はありません、昔飼ってたハムスターは朝起きたら子ども生まれてましたし、仔犬仔猫を見たことはあれど溝鼠組の人たちじゃありませんがああいう経験を本当にされた方って実はあんまり多くないんじゃないかと。まだ私子どもいませんし?産んだことありませんし? だからもう想像と妄想と創造でしかないんですが、とんでもなく考えること・感じるものがあるんじゃないかなぁと思いながら書きました。坂田家の三人がメロメロのでろでろのにちゃにちゃに妖精ヒロインを猫かわいがりする理由は、この経験が土台にあるんだなっていうのをちゃんと書きたくて、そうしたら 名前変換?それなんて冗談? みたいな一本になりました・・・反省はしていますが、後悔はしてないですえへ。坂田家をがりがり書けて楽しかった、どこぞの姉御に銀神って書くべきだと思うよって言われたけど楽しかった、当方としては新神もプッシュしていきたい心持ちであります。ああいうときにぱぱっと動けるのは銀さんじゃなくて新ちゃんかなぁと思っての流れだったんですがどうでしょう、これはかなりそれぞれのイメージによる異論がありそうな感じですね。なんせ銀さんは小器用ですからねー、テキパキ動けるかもなとは思ったものの、しゅんと小さくなった大小の背中が書きたくて・・・えへ← 途中の、新八と神楽が生まれようとするそれに対してがんばれがんばれって言う一段落は、他と同じように特に意識することなく書いてたのになんかすっごく心に刺さって、「あれ、なんでだろう?」 って考えたらあれ就活でヒィヒィ言ってる私に向けて書いてるような気がしてきて、なんかいろいろ嫌になりました。無意識にあれを書いてた自分に気づいたときがいちばんキツかったです、あれ私思ったより疲弊してんじゃね?みたいな、てゆーか書いてる私ほんとがんばれよみたいな。・・ふー。拍手お礼はここまでの三本でそれぞれコンビを取り扱ってきたので、最終的にファミリーです。コンビだったらそれなりにヒロインの存在を書いていける隙があるんですが、トリオになると途端に苦しくなります。やっぱりあの三人のバランスは最高です。うさぎパジャマは私の趣味です、ほら、着ぐるみみたいなやつ・・・なんか文句あんのかコルァ← ・・・え?途中なんかすっごい新神くさい? ―――趣味です。

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