朝方、大阪の犬(ワン)LDK・・あ、間違えた、3Pに帰ってきました彩斗です。フェリーで帰ってきたので大阪に放り出されたのは朝六時半という早朝、じわじわ通勤の方々で混みはじめた電車の中で素敵なお兄さんに会いました。ぎゅうぎゅうの押し寿司状態、というわけではなかったのですが乗り込んだ時点で座席はすでに空いておらず、しゃーないのでギブスの足と旅行鞄ぶらぶらさせて立ってたんです。足首固まってるのですぐに鬱血するんですよね、じっとしてると。だから時々ひざを動かして爪先が赤黒くなるのを防いでたんですが、そのときつんつんと肩をたたかれまして。そんとき携帯の音楽プレイヤーでホルモンの絶望ビリー聞いてた私は(朝っぱらからなんちゅー選曲)びっくりして振り返り、そしたらそのスーツ姿のお兄さん、自分の座ってた席を指で示して一言、「どうぞ」 って言ってくださったんです。私の立ってた場所からお兄さんの座ってた席まではすこし距離があって、近くに立ってるオッサンもいたからか、わざわざ自分の鞄置いて席をキープしつつ、ただ一言 「どうぞ」。・・・・・・・・お、思わぬ不意打ちにキュンとしてしまった・・っ、携帯のメディアプレイヤーから流れてきたのは恋のメガラバですよ、最近の携帯は持ち主の心まで読めるんですか? ま、そこから何かイベントが発生するわけでもなくフラグが立つわけでもなく、私はぺこぺこ頭を下げながら席に座り、五分で居眠りしはじめたわけですが(サイテーだ・・)いやーほんといいお兄さんに出会いました。なんか、いろいろ捨てたもんじゃないなって思いました、うん。雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、ソウイウ人ニ私ハナリタイ。
さて、坂田家と妖精シリーズ第三弾 「愛の生まれるところ」 はこれにて完結です、あざーっした! えーと、本当の本当に名前変換ない感じでお送りしました計四本です・・・あは、あはは。一番書きたかったのはやっぱり最後の最後です、坂田家三人の目の前でたまごが、生命が生まれる様子を書きたかった。なんだろうなぁ、私の中の銀さんはああいう 生まれたばかりのもの を見たのはあれが初めてぐらいのイメージです。赤ちゃんをあやすの妙に慣れてたんでどうかなぁとも思ったんですが、昔は白夜叉とかいってブイブイ言わせてたわけですし?やっぱなかなかない経験なんじゃないかなぁって。・・あ、攘夷戦争時にたいする私の表現が酷すぎますか、いやほんとに攘夷も好きですよ・・いやほんとに! 実際、私自身 生まれてくる生命をリアルタイムで見守った 経験はありません、昔飼ってたハムスターは朝起きたら子ども生まれてましたし、仔犬仔猫を見たことはあれど溝鼠組の人たちじゃありませんがああいう経験を本当にされた方って実はあんまり多くないんじゃないかと。まだ私子どもいませんし?産んだことありませんし? だからもう想像と妄想と創造でしかないんですが、とんでもなく考えること・感じるものがあるんじゃないかなぁと思いながら書きました。坂田家の三人がメロメロのでろでろのにちゃにちゃに妖精ヒロインを猫かわいがりする理由は、この経験が土台にあるんだなっていうのをちゃんと書きたくて、そうしたら 名前変換?それなんて冗談? みたいな一本になりました・・・反省はしていますが、後悔はしてないですえへ。坂田家をがりがり書けて楽しかった、どこぞの姉御に銀神って書くべきだと思うよって言われたけど楽しかった、当方としては新神もプッシュしていきたい心持ちであります。ああいうときにぱぱっと動けるのは銀さんじゃなくて新ちゃんかなぁと思っての流れだったんですがどうでしょう、これはかなりそれぞれのイメージによる異論がありそうな感じですね。なんせ銀さんは小器用ですからねー、テキパキ動けるかもなとは思ったものの、しゅんと小さくなった大小の背中が書きたくて・・・えへ← 途中の、新八と神楽が生まれようとするそれに対してがんばれがんばれって言う一段落は、他と同じように特に意識することなく書いてたのになんかすっごく心に刺さって、「あれ、なんでだろう?」 って考えたらあれ就活でヒィヒィ言ってる私に向けて書いてるような気がしてきて、なんかいろいろ嫌になりました。無意識にあれを書いてた自分に気づいたときがいちばんキツかったです、あれ私思ったより疲弊してんじゃね?みたいな、てゆーか書いてる私ほんとがんばれよみたいな。・・ふー。拍手お礼はここまでの三本でそれぞれコンビを取り扱ってきたので、最終的にファミリーです。コンビだったらそれなりにヒロインの存在を書いていける隙があるんですが、トリオになると途端に苦しくなります。やっぱりあの三人のバランスは最高です。うさぎパジャマは私の趣味です、ほら、着ぐるみみたいなやつ・・・なんか文句あんのかコルァ← ・・・え?途中なんかすっごい新神くさい? ―――趣味です。