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東雲の旅

管理人の徒然日記  ~日常のアレコレから制作裏話まで~

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カラフル 第43話 / 京都サミット

三十三間堂…長っ清水の舞台昨日、彩斗は夏人の姉御との二度目の邂逅を果たしましたキャッホォオオオ! 京都に出張に来るという姉御を追っての京都入りです、京都に来るのは今年の春に花見に来たっきりなので五ヶ月ぶり、姉御に会うのは・・・・・えーっと、ほら、三ヶ月?ぶりでした、京都駅で姉御を先に見つけたのは私だったぜ!ひとの顔を覚えるのは決して得意ではないのですがすぐにピンと来てよかったです。会えなかったら笑い話じゃ済まされないですよね、(それはそれでネタになるけど)。二人して三十三間堂と清水寺を巡りました。びっくりするぐらい秋が深まっていたおかげでやたら寒く、半そで着てる人間が本当に少なくて浮きまくりました、そして普通に寒かった。鳥肌立ってるー!って笑われた、しょうがないじゃない生理現象なんだもの! はじめての三十三間堂は、本当にお堂が長くて驚きでした。千体もの観音像が整然と並んでいる様は壮観。観音様をあれだけの数ならべるために120メートルもあるお堂をつくっちゃうんだからすごいよね、という話がいつのまにかあれ雑巾がけ大変だよねという話になり、気がついたら背中のS字がたまらんって言った彩斗の友達ほんと変態だよねという話になるあたりチャット会の気分が抜けていません。三十三間堂から清水寺までの間はそんなに距離がないだろうと踏んでの徒歩移動でした。前に来たときの記憶も手伝って、頭の中に 「あっちの方向に行けばいいんだと思う」 程度のぼんやりした地図ができていたのでそれを頼りに進んだのですが、清水道の通りまで来たときに 「・・・・・・・・・すごいね、私反対の方向だと思ってたよ」 とぽつり呟いた姉御の横顔を忘れられません。まるで真逆だった姉御の方向オンチっぷりにも笑わせてもらったのですが、それよりなにより 反対だと思ってたんなら言えよ!、っていうね。間違ってるんじゃないかなー、と思いながらついてきたのかと尋ねると、姉御はものっそい笑顔で大きくうなずきました 「自信ありげだったからあってるんじゃね?と思って」。・・・・・・・・これを最後に自分で方向を確かめようとしなくなった夏人の姉御が、コンクリートジャングルのなかでどうやって生きているのか、彩斗は甚だ不安であります。清水の舞台から、さァ 飛ぶんだ彩斗!みたいなこと言われました。私どんな超合金製? 土産屋の立ち並ぶ清水坂では生八つ橋とお漬物の試食を延々としてきました。右手にマイ箸、左手にごはんもって歩きたかった。いい加減歩きつかれたので甘味屋さんに入ったのですが、隣の席のカップルが 「食べる? はい、あーん」 していたことに二人してくつくつ笑いをかみ殺すのに必死。飲み会とかでのノリでするのは見たことあってもただのネタですが、本当の意味でのナマをみたのは初めてでした。あんなん周りに人のいるところでするもんじゃない。でもなにより面白かったのが、そういうのを見ての反応がふたりして一緒だったことでした。歩きつかれていたりあんまりちゃんとリサーチしていなかったため、駅ビルのご飯屋さんで周囲の回転率の速さを完璧無視して二時間強居座っての夕飯。今回は個室じゃなかったため前回ほどおおっぴらにいろんなことお話できなかったんですが、それでも十分話しました、油揚げで欠けた歯の代金が十万円もした話とか← 姉御には妖精パロの続きを強請りました、ちみっこいのがおおきなものにかぶりついてものを食べてる様子書いて、というわけの分からないリクエスト。でも響くあたりがさすがなっつん。妖精せっつん編書けよ、と言われるであろうことは薄々予感していましたが、子育てしてる様子書いてよ、ティエリアとヒロインが、といわれるとは予想していませんでした。・・なんだか圧倒的にティエリアが可哀想な目に遭う気がするのは私だけ? 最後の最後、姉御の乗る新幹線よか私の乗る電車のがはやく出るので軽く焦っていたら、切符買ってすぐ改札通過する私・・・・・・・・・別れの挨拶してねぇえええ! ハッと気がついたときには改札を通り過ぎていました、向こう側でけらけら笑う姉御の顔が瞼に焼き付いています・・・くっそう、今日一日いろいろやらかしてくれたのは姉御のほうだったのに、最後の最後で私やっちまった!と思っていたら、本当の最後がこの後待ち受けていました。今日の出来事を面白おかしくブログに書くよ、という私のメールに対する姉御の返答です↓
「豊富覚悟で書けばいいさっ」 ・・・・・・・これ、報復覚悟の間違いじゃね?

43:白いけもの
前回の裏テーマというかそこはかとなく伝えたいことは、カラフルにおいてティエリアが 「好き」 という感情をどう捉えているか、についてでした。知識の集積としての理解という範囲内であることをあらわせればいいなァと思いながらだったので、今回はヒロインに挑戦してみようと。本当にね、のらくら記から書いてきたこのヒロインでこんな恋愛っぽいものを書くことになるとは油揚げで歯が欠けたというとある方の実話と同じくらい予想していなかったので、この子がそれらをどう捉えているかについてはさっぱり考えていなかったのですよふは、ふはは・・! 無意識をそのまま行動にうつすアホの子なので、スイカにしても花火にしてもプラネタリウムにしても、ティエリアを誘うことになんの疑問も抱いていなかったと思うんです。そのくらい自分がティエリアの隣にあることは普通で、どうしてだろうなんて露ほどだって考えたことないと思うんです、天性のアホなんで。そんな子がティエリア本人に理由を告げるとしたら、ああいう言葉になるんじゃないかなァと思っての今回でした、容赦のカケラもなく引っ掻き回される彼が不憫でなりません。でも、自分と他人との距離をあけすぎず詰めすぎないことに長けている彼女が根本的にあるのだと思って読んでいただけると嬉しいです、おぼろな変化を拙い文章の中からさらってください皆様任せでスミマセン。(9/28)

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コメント
1.京都 麦さん (2008/09/29 20:46)

夏人さんとの京都、楽しかったみたいで何よりです。
いいなぁ京都・・・。
住んでいるのが関東なもので、簡単に「そうだ、京都行こう」みたいなのができないんですよ・・・!
6月に修学旅行で行ったんですが、定番所しか回れず・・・orz
清水寺と三十三間堂は私も行きました。
観音像がいくつか足りなくて、班員と「これ997体しかいなくね?」と会話したのを覚えています。
あの観音像の中に運命の人の顔がある、とかいう話を聞いたことがありますが、ぶっちゃけ同じ顔にしか見えません。
清水の舞台は相変わらず好きですが、紅葉の時期に行ったことがないので是非とも行きたいと思うのですが、そんなこと言ってられない受験生・・・(泣)

でも00は見ようかな、と思ってます。
友達も好きなので・・・。
それと、カラフル途中まで読みました。
ヒロインとツンデレなティエリアが一緒にいる場面だけでニヤニヤします(笑)
暇があるときに読みすすめたいと思います!
では長文失礼しました。

Re:京都

コメントありがとうございますー!なっつんとの京都、上記の通り楽しんできました(笑)
秋の気配は深まっていたものの(ぶっちゃけかなり肌寒かったものの)、紅葉の季節にはまだ早かったようで清水寺からは緑の木々を拝んできました。秋になれば綺麗なんだろうなァ、と思いつつ人を見に行くような状況になるんだろうなァと思うと足が遠のく次第です←

無責任極まりないセリフではありますが、受験勉強の息抜きがてら00に興味を持っていただけると嬉しいです・・!仲間は多いほうが楽しい!
まさかの一大長編と化しはじめたカラフル・・・あれが先で本編が後だときっと違和感を拭えない部分があるとはおもうのですが、それでも興味を抱かれるきっかけになればと思います。

お返事が遅くなってしまってスミマセンでした、受験勉強大変だとは思いますがあまり張り詰めすぎずに頑張ってください。

  • 彩斗
  • 2008/10/03(Fri.)
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