・・お昼ごはんのお弁当を買いに、お財布とチャリの鍵だけもって講義が終わるや否や教室を飛び出した私。5分遅れるともう混み具合が全然違ってくるので、ものっそい急いでゲットしたわけですよ、ハンバーグ丼弁当。ああよかったー、選択肢がたくさんあるうちに買えてよかったぁ(時間が遅くなると、人気がないのが必然的にあまるので)、なんて軽いウキウキ気分でみんなの待つ教室へ。お昼ごはんを買えただけでウキウキになれる私の浅はかさについてはスルーしてください、華麗に、全力で。チャリのかごに入れていたお弁当を持って階段を上り、先に食べ始めていた友人たちの輪に無理くり参入して、ハンバーグを啄ばみ始めてしばらく。教室に入ってきた同学科の友達が、お昼ごはんをうまうま食べていた私の肩を叩いて 「これ、彩斗の?」。・・・・・・・・・・絶望したァ!財布をチャリのカゴに置きっぱなしでお弁当だけ持って上がってきて、全然気付くことなく半分以上お弁当食べていた私に絶望したァ! しかもそれ今月分の生活費、金弐萬円入った結構重みのある財布ですから!銀行とか郵便局とかのカードも全部入ってますから! 危うく、本格的な一文無しになるところでした。あと、実験終わって帰ってきて、トイレットペーパーがなくなってたから補充しようとして、4つぐらいぐらぐらさせながらトイレに持って入ったら、一番上の1個がホールインワンしたらしいですよ。転がり落ちるそれに思わず、「ちょ・・、ストップ!」 って叫んだらしいですよ、かなり切実に。びしょびしょのトイレットペーパー1ロールお待ちー! ・・・・・・・ご存知ですか。この人、あと10日しないうちにハタチじゃなくなるらしいですよ。続きは本日更新分、カラフル第22話についてです。
22:夜半の調べ
兎にも角にも、ティエリアとヒロインの二人を静かな温度で書きたかった。なんでもないごく普通の会話をしている二人を、ぬるま湯に浸っているような穏やかさで書きたかった。うん、私こういう起承転結のない感じもすごく好きでして。ただツラツラと、展開とかそういうの考えなくて書く感じ・・・とても楽しく書かせていただきました、えへ。本編であれだけヴェーダにべったりだったティエリアが、現代パロで携帯を嫌悪しているか・・書いておきながら微妙だなぁとは思ったのですが、カラフルのティエリアが携帯を愛用しているようにも到底見えないのであんな感じに落ち着きました。相手如何では無視を決め込んだティエリアが、けれどあの子の着信に応じる・・・・・ムフ、こういう読み流せてしまうようなわっかりにくい変化を滲ませるの大好きなんです。連載ものならではの流れ、深読みして読んでくださいムフ。夜、絶対の必要がないにもかかわらず、互いが互いを直視しない状況でくだらない電話をする、という彼らの画が先に浮かんできて、それに沿わせるように話を進めました。こういうつくりも、たまにはいいかなァと思った一作でした。(6/2)