先生の言っていることの7割がた理解できていない毒性学の講義は90分を異常に長く感じます。眠いというか退屈というか 「え、あの人何言ってるんだろう」 というレベルでノートへの複写機と化しています。そんななか、先生は黒板にこう書きました。
ハロタンの代謝的活性化による肝毒性
・・・・・・・・・ハロ、タン? 一瞬にして目も覚めるってもんですよ。刹那をして 「せっつん」 とか言ってみたり、ロックオンをして 「ろっくん」 なんて言ってみたりしたことはありましたが、まさか 「ハロタン」 とは! ・・いやまぁ、わかっちゃいるんですよ。理解してはいるんですよ、全く別物だって。実際、発音としてはイソジンと同じ感じで 「ハロタン」 です。リピートアフターミー 「ハロタン」。でもこれ、少し間違えてマクロスと同じ発音で読むと、全く別物に聞こえてきます。リピートアフターミー 「ハロタン」。一人でニヤニヤしている自分がひどく哀しかったです。哀れだったと言い換えても間違いありません。・・・何が書きたかったかと言うと、カラフル第13話 「堂々巡り」 の後書きです。
13:堂々巡り ... 5/17
ネタ提供ありがとう作品第1弾。実質的な第1弾は紛れもなくグラハム登場の第11話ですが、ページを立ち上げてからという意味合いをこめて。こちらは、匿名大希望さまよりいただきましたネタを元に書き上げました。完全ギャグです。久しぶりにここまで突き抜けたのを書いたような気がします・・カラフルではもしかしてほとんど初の試み? なんでだろう、と思ったらそりゃそうですよね、ヒロインはともかくティエリアがボケる画なんて想像できません。危惧したとおり、頂いたプロットからずんずんかけ離れていくストーリーに愕然としながら、けれど手綱を引かないあたり確信犯です。・・グラハム、ごめん。私は貴方を、普通にカッコよく書けないらしい・・!大好きなんだ、本当に大好きなんだ・・っ! センチメンタルな乙女座の影響力はまったく半端ないですね。これも管理人からグラハムへの一つの愛の形です、多分! 書き進めるうちにヒロインがどす黒くなった件については、笑っていただければ狙い通り。ヒロインが刹那を見つけてお金をばら撒く経緯と、グラハムがヒロインを見つけてお金をばら撒く経緯は、そこに偶然か故意かの差異はあれどまったく一緒・・・のつもりで書きました。上手く伝えられていれば幸いです。あとはどうしてもティエリアを出さずにはいられず、無理やり捻じ込みました。非常に無理のある登場な感は否めませんが、いい味出してくれたと思います。あー・・やっぱ私、ティエリアすっげぇ好きなんですねー・・・。匿名大希望さま、リクエスト本当にありがとうございました!