「咲?」
反射的にみっちょんの呼びかけに振り返り、ハッと視線を戻したときにはもう新幹線の扉は閉まっていた。ほんの50センチ、ガラスの向こうでひらひらと手を振る滝沢くんはいつもと変わらない、飄々としているくせに人好きのする笑みを浮かべてホームに立っている。「ちょっと用事ができたんだ」――まるで、朝おはようというのと同じような・・・「ウチにおいでよ」 と言ったときと同じ、なんでもないことのような口調で彼は別離を口にする。
「じゃ、」
扉が閉まる寸前に残された滝沢くんの言葉。こちらに向かってひらひらと手を振る彼の姿を、冬の空気に晒されて、冷たくなったガラスにほっぺたを押し付けるようにして求め続けた。滑るように走り出した新幹線は、見る見るうちに滝沢くんの姿を小さな豆粒に変えてしまう。居ても立ってもいられず、私は携帯を手に取った。―――用事ってなに? 急にどうしたの? ・・私たちが買い物に行っている間に何があったの、何が分かったの?
お願い、教えて滝沢くん。・・・・・・あなたは、だれ?
繋がった電話の向こうから聞こえてくる滝沢くんのどこか不安げな声が、心臓のいちばんやわらかいところをきゅうっと締め付ける。そうして、いっそ痛いくらいに優しい声音で紡がれるサヨナラの可能性――・・私は携帯に耳を押し当てた。
ああああ11月って、映画11月って・・!遠いよ、遠すぎるよ待ってられないよなんという放置プレイなんという生殺し・・! わたしはあの第11話までで一応の一区切りはついていると捉えているので、「続きは映画で☆」 という丸投げではないと思っています、思っていますが区切りがついただけで謎や伏線がすべて回収されたわけではなく、第1話の時間軸がおかしいこととか、頻繁に出てきた 「ジョニー」 という言葉は何を暗喩しているのかとか、梅ガムとか、サポーターとかアウトサイドとかNo.12とか、No.1が語った 滝沢の絶望 は本当に本当の話なのかとか、謎を挙げ連ねたらキリがありません。ノブレス携帯ちょう欲しい、電話とメールの着信音を某ニコニコする動画から飛んでダウンロードしたりしたせいで、メールが届かないかとウキウキしてるの私だけじゃないって信じてる← そんなハイセンスな着信音につられて携帯開くとお目見えするエリーのドアップ待ち受け・・・・・・・あーあ、僕の目の前にもあんな(例えば特別顔がかっこいいわけでもなく、世間ズレしてるくせに立ち振る舞いがやたらスマートで男前、それをサラッとやってくれるものすごくナチュラルなかっこよさと共に82億円がチャージされた携帯を持っているような)王子様あらわれてくんないかなー・・あ、いや、全裸での登場はなしの方向で。
とまぁ東のエデンにどっぷりな感じですが、ものすごく不思議な夢を見ました。・・ソーマがね、出てきたんだ。しかもなんか、同じ研究室配属になってる同級生っぽくて・・れ、恋愛相談・・・っぽいのをされてる夢。しかもなんか不思議な感じにリアルで、ソーマもまた相手の名前出さないんだけど明らかにハレルヤのことはなしてるっていう、ほとんど愚痴ともノロケともつかないソーマの話を文献あさりながら聞いてる夢(シチュエーションがまたやたらリアルだった・・)。「恋愛なんてわかんないって、そんなの誰にも。だからドラマとかアニメとかになるわけだし・・、だいじょぶだいじょぶ」 とソーマの肩をたたきながら言った私、深層的な部分でなんか悩み事でもあんのかな?← ・・うーむ、何が気にかかってるんだろう。とりあえず東のエデン三週目見てくるっ