・・・・ここしばらくは、怒涛のように実験三昧の日々でした。先週の土曜日に前培養の植菌、日曜日にタンパク誘導かけつつ本培養開始、月曜日にタンパク精製、火曜日にタンパク質の定量と活性測定、火曜水曜でウェスタンブロッティング・・・・月曜・火曜は夜9時くらいまで実験室にこもりきりで、火曜なんてそれに輪をかけて昼飯食べるタイミングを失い朝八時半にシリアル食べてから夜十時までなにも食べられなかったっていうね、誰か私を褒めてくれまいか← こんな詰め詰めで実験してたのは金曜日に中間発表があるからなのですが、まだプレゼンのファイルすら作ってません。で、その中間発表が終わった土日で研究室の研修旅行です、基本スペックがひきこもりな私にとって今週一週間はほとんど快挙にも近いと思うんだがどうだろう。海行ってバーベキューして花火して酒飲んで水族館行ってきます、「研修要素はどこに?」 なんて聞いちゃダメだぞ! ゼミも終わって一時の熱もようやく冷めてきて、さァガリガリ書いていくぞと思ってたんですが今週は本当に時間的な問題でなにも書けてません、次の 「微睡む」 は坂田家でこんな風にするかなーというネタも頭の中にのそのそ組んではいるんですが如何せん一文も書いてないっていうね・・・・ごめん、姉御。わたしがんばる。
で、そんな心が折れそうな生活のなか友人に借りたマンガがドツボにはまりました・・・・彩斗は案外元気です。青桐ナツさんの 「flat」 というマンガなのですが、ちみっこ好きな私としてはツボをピンポイントに錐とかアイスピックみたいのでドスッとやられた感じです。超マイペースで自由人といえば聞こえはいいですが(・・大してよくもないか)どうも人を気遣うとか我慢するとかを知らないお菓子好きなイメージカラーは白!みたいな高校生 平介と、ものっそいしっかりしててワガママも言わずまったくもって手のかからない、忍耐が小学生になる前のちみっこになって服着て歩いてるみたいな秋(以下あっくん)の話。私は自分の趣味趣向が作品にがっつり影響して(…)周りの大人と一緒になってちみっこをでろでろのべたべたの甘やかしてしまうのですが、このへーすけとあっくんにはそれが通用しません。あっくんはへーすけのことが好きで好きでそりゃもう見てるこっちが 「お前そのポジション私と代われ・・!」 と言いたくなるくらいへーすけにぞっこんなのですが、当のへーすけは呆れるくらい無自覚というか。もうありえんくらいかぁいらしいあっくんと、無自覚極まりないへーすけとの温度差がたまらんです。「あっくんはへーすけの隣にいるだけですごく楽しそう」 とか、それ小学生前のちみっこと男子高校生を指していう言葉じゃなくね? そのへーすけにしても、あっくんと関わることで自分の行動を見直したり言葉に気をつけてみたり、そういうゆるやかな変化が当たり前の日常の中でものすごく自然に描かれていて、なんかもう色んな意味で私のドツボです。夏目友人帳の雰囲気が好きな人には多分同じようにツボついてくるマンガじゃないかなぁと思います、夏目の新刊と一緒に借りて非常にしあわせでした。彩斗のオススメです・・ちなみに、へーすけの友達である鈴木の容赦のなさもごっさ好きです。第1話で惚れました。
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