だんだん、研究室から帰り着くのが十時になるのが普通になってきました・・・・いやだからといって九時すぎまで実験しててへこまないわけでもないんですが、いやむしろ 「・・今日もか、」 ってへこむんですが。欲しい遺伝子を組み込んだ標的プラスミドを大腸菌ねじこんで形質転換、一晩振って次の日Midi-prepでプラスミド抽出していたある日のこと。・・菌体や要らんタンパク質を固めて遠心で落として、上清を流しに捨てたアホがここに居ます。・・・・上清を回収するべきだったのに、DNAは上清に溶け込んでるのに、それを流しに捨てること10秒、前日からの準備が一瞬でパァになりました。プラスミド抽出には時間と手間がかなりかかり、朝から初めて調製終わるの夕方になるのが普通なんですが、さすがに先生も呆れてものが言えないみたいな空気になって午後から軽く干されました。その日は八時には帰れたんだぜキャッホォオオ、嬉しくねーよバカヤロー。なんかもう、失敗が失敗っていうかただのアホっていうかとことん間抜けな、テスト受けて名前書き忘れたみたいな名前書き間違えたみたいなミスをしでかし、本気で時間を巻き戻したかったです、受講申請期間まで←
シャングリ・ラをようやく読み終わりましたー、寝る前10分だけ布団の中でもそもそ読むのを繰り返してようやく読破です。うん、面白かった。なんかこう、読者がついてきているのかとかそーゆーの全然気にせずむしろ完璧に置いていくぜ、という潔さが気持ちよかった。完全に置いていかれるのに、追いかけてやろうと思わせるのがスゴイ、追いかけた価値があったと思わせるのがスゴイ。読み終わってしまった今、随分設定が違うらしいアニメに疑問符が浮かびまくっています、ど・・どうするんだろう・・・。けいおん!は澪ちゃんがタイプです、OPもEDもどっちも好きです。天下一探偵がやっぱごっさかぁいいです、ブルータスお前もかと言いたくなるテレビ補正がガリレオと同じく入っていますが(男二人っていうのは画がいけないんですかねぇ、)思ったよりいい感じ、くっついちゃえ!と思ってるあたりテレビ屋さんの罠にはまってる気がします。・・・・後半なんで一生懸命こんな話してるのかって? 最近夢でも研究室の夢みるから癒されないんです、先生と24時間顔を突き合わせているような感じがしています、少しの間だけ現実逃避に付き合ってくださいお願いします。
78:びいどろのゆめ
しつこいぐらいティエリアをいじめたので、今度はこちら。ピンと来る方は来たと思うんですが、彼女とせっちゃんが話をしていたのはCSIとガンダムの話です。後者はファーストとか逆シャアとかの名前を出したのでかなりわかりやすかったと思います、前者に関してはCSIを知っている方はによによできたんじゃないかと。管理人はかなりにやにやしながら書きました、大好きですあのシリーズ。・・せっちゃんの言うとおり既に前提になっていることなんだと思います、あの子にとってもティエリアにとっても。ティエリアにとってはどうか知りませんが、あの子にとっては 『普通で、あたりまえで、なんでもないこと』 なんでしょうねぇ、じゃなかったら普通一人暮らしの人間がもう一人分プラスして夕飯の下準備なんてするわけないんですから。ティエリアは彼自身の視点で彼の揺らぎについてガリガリ書き込んでいけるんですが、アホの子ヒロインにはその点どうも逃げられるので、第三者的な視点を利用しながら揺さぶりをかけていこうと思っています。そういえばしばらく時期が空いたせいと頭に描いているこれからの展開のせいで、季節がものっそいずれています・・私のイメージ的にはまだ二月末くらいです。・・世間はもうすぐ黄金週間だというのに、これまでできる限り合わせてきただけ悔しいところですが、大目に見てくだされば嬉しいです。カラフルではサザエさん方式を導入していませんので彼らにも新年度を迎えてもらうつもりです、はい。
卒業論文の単位申請をしてないんじゃないかと研究室の先生からメールで知らされ、明日の朝いちばんに教務課に走ることになった彩斗です、大学四年生です、情けなくて泣けました、最終面接十五分前の出来事です。ゼミで使う予定で読んでいる論文は、プラスミドを構築している部分で先に進まなくなりました。プラスミドに入れて形質転換する前、PCR使って欲しい遺伝子増幅させて制限酵素で切るところまでの説明がどうしても読み解けません。増幅させた遺伝子のどこを制限酵素で切ってるのかがこんがらがって、プライマーってなんだっけプロモーターってなんだっけ、てゆーかPCRってどんな原理だっけ、というところまで遡り、先生のいない隙を見計らってウィキペディアで確認しました、情けなくて泣けました。今朝見た夢でもその論文のプラスミド構築してたことを唐突に思い出してやるせなくなりました、どんだけ気にかかってるんだっていうね・・・はァ。
シャングリ・ラが面白いです、非常に面白いです。今移動時間とか寝る前三十分とかで原作を読みふけっているのですが、やっぱファンタジーものの読み手をぐいぐい引っ張っていく・・・というかこの作品に関しては首に縄つけて引きずったるで、ああなに手錠もする?ぐらいの強引さがたまりません。・・あれ、この文章だけだと私どんなドM?← バッカーノも大概超人変人バカッポーの集まりでしたが、シャングリ・ラのがもっと酷いです、狂い具合がもうイメージできません。感情移入?何それおいしいの、って言い出しかねない登場人物たちが爽快というか陰鬱というか、そこを読ませにかかるのがすごい。あ、あと名探偵の掟もごっさ好きです、今期ドラマそれしか見てないっていうね。新ドラマ紹介のとこから原作に興味もって少し前に一気に読んだんですが、やっぱああいうの書かせたら東野さんに勝るもんはないというか、つまる話めっさ面白かったってことです。天下一がもーかわいくてかわいくてしゃーないです、「それがどうしたの、」 って言われて泣き出しちゃうとかもう、ね!なんかそのうち、拍手お礼IF設定で 名探偵の掟パロ とか上がってきたら、「ああコイツ我慢できなかったんだな」 って思ってください、薄らぼんやりとした大枠はできている←
77:手向けの花
まァなんせ、何度もフェイントかけちゃあ戻り一歩進めば二歩戻りみたいなこと続けて77話ですからね、長々とぐだぐだと続いているカラフルをご覧くださっている方も免疫や耐性がついたというか・・「この展開は期待していいのか、ん、でもこれカラフルだしな、いやいや、いやいやいやいや」 と注意深く静観されているような印象を前回で受けた管理人です。書いてる人間は大抵綱渡り的に一本一本をやり過ごしているといえども、やはりある程度は次の展開が頭の中にある状態で書いているわけなので、皆さまがどんな反応を示すかというのを前回と今回の二本では特に気にしています。77本目にしてようやくこれですからね、あのままの二人でもいいんじゃないかと思いますというご意見を頂いてからのこれですからね、気にするってもんですよ。書いてる人間はただのキチンです、違う間違えた、チキンです。・・あ、なんかふざけんなよって声が聞こえてきそうですが、今回のに関しては特に本編中でガリガリ掘り下げてやる気マンマンなのでこちらではアホなことしか喋れません、大事なターニングポイントをこっちで掘り下げてもしゃーないですし。久しぶりに抽象表現のオンパレードで彼らを書き込んでみました、主としてティエリアですが、彼の目を通してヒロインについてもガリガリと。あのアホの子はどうも逃げ癖がついているというか、今回のティエリアみたくヒロイン自身を視点に書き込もうとしてもするっと逃げられるので、外堀から埋めていこうかと。私はどんだけ外道なのかと← あと 背中合わせ 云々については、書いてる人間が抱いている彼らのイメージをそのまま使ってみました。水瀬さまがされていた話を勝手に拾って、彼らの番組宣伝ポスター?的なイメージを少し前言葉にさせていただいたんですが、そこでの彼らをまんまトレースする感じで今回本編でも使わせてもらいました。どうせ本編でも使うならちょこちょこ伏線張れればよかったなァとちょっと後悔しています、行き当たりばったりって、怖いですね。
週末はまたもや実家に帰っていました、地元の企業の選考受けてきたんですがグループディスカッションと常識テストで撃沈してきました。醤油なんて漢字、ソラで書けるわけなくない?企業名にはいってるけど、書けるわけなくない? 一ヶ月前は妖精妖精と狂ったように妖精ばっかり書いていましたが、またカラフルを気持ち悪い感じで書けるようになってきたので実家のほうでも時間を縫って一本書き上げ、他は見逃していた今期アニメをぽろぽろ見たりしました。悠々自適極まりない感じですがゼミで使う論文読まなきゃいけないんだけどな、文献これAbstractだけでも目を通しといてねって言われた論文全然読んでないしな、大体日本語で書いてあっても飲み込みにくい論文、英語で書いてあったら読んだことに満足して内容が頭からスルッスル抜けてくんですけどこれ私だけじゃないよね? とりあえずけいおん!の三話とシャングリ・ラの二話までを見ました、全然タイプの違う作品ですがどっちもいい感じ。シャングリ・ラに関しては原作の小説に手を出しました、ファンタジーものを読むのはかなり久しぶりだったので楽しいです。ありえないんだけどありえそう、な世界観がなんとも言えずぐいぐい引っ張って言ってくれます。ナルニア国物語みたいな王道からは少し外れているのやもですが、夢中になれるという点でによによが止まりません。・・本当なら続きを一気に読んでしまいところですが、フェリーで大阪に戻ってきた今日の午後には研究室へ行って今晩ある新入生の歓迎会みたいのに出席せねばなりません、そして明日は最終面接です。午後死んでしまいそうなのでちょっと寝ます、おやすみな・・さ・・・・・
76:空が堕ちる日
え、ちょっ、突然どうしたの?と思われた方も少なくないのでは、と思います。自分でも書いてて何この展開、と思いましたがよくよく考えたらこれティエリア別に言っちゃったわけじゃないですからね、半自覚みたいなそんな感じですからね、てゆーかある意味わかりきったことを大袈裟な言葉並べ立ててそれっぽく書いただけですからねこれ(彩斗さん彩斗さん、いくらなんでもぶっちゃけすぎです)。これまで延々と進展してるんだかしてないんだかよくわからん二人を書き綴ってきただけのことはあります、ちょっとそっち方向で書き込んだら急展開に見えるのがカラフル仕様です。でも、いつどのタイミングでこっち方面に話が転がってもおかしくなかったんじゃないかなぁというのが書いてる人間の個人的な考えです。縁側でほっこりお茶啜りながら金婚式の思い出を語る老夫婦並の安定感は、ヒマラヤの頂上で爪先立ちするようなバランスの上に成り立ってたんじゃないかなと、みきしんもいいけどいや全然好きだけどでも大川さんもよかったよなぁと過去と現在の狭間でおろおろしちゃう不安定感の上にあったんじゃないかなと、・・ごめんなさい喩えの意味が自分でもよくわかんないです。きっかけは何でもよかったんです、何でもよかったと言えるぐらいまでコツコツ積み重ねてこられたんじゃないかという判断に達しました。私の我慢がついに限界を迎えたとも言う。これらを書き上げてから始めたアンケートで 「くっつきそうでくっつかない二人の関係が好き」 とおっしゃっていただき、涙ちょちょ切れながらも 「・・・・・・・・先延ばししようか」 と考えたりもしましたが書いちゃったんで出します← 第一コイツらこの程度じゃゴニョゴニョゴニョ。なんにせよこれで何らかの変化が生じることだと思います、連載・長編の醍醐味といったらやはり 徐々に変化していくもの だろうと信じて疑わない管理人が、奴らの不安定感もまた楽しんでいただけるよう精一杯がんばろうと思います。皆さんどうか、ヘタ・・ティエリアにエールを!←