教習所での待ち時間は読書タイムです。しばらくは実家に置きっぱにしてあったしゃばけを読み返していたのですが、さすがにお腹いっぱいになったため本屋をうろうろしました。夏の間は集英社のナツイチとか講談社のYonda?とか、文庫本が手に取りやすくて好きです。各出版社オススメの100冊を紹介しる小冊子を読むだけで時間が結構潰せます。母親の影響か、DVDを見て2時間を消費するのと読書で2時間消費するのとでは、それほど悩まず後者を選ぶような管理人です。それで、ちょっと立ち読みしてよさ気な感じだったので買ったのが恩田陸さんが書かれた「ネバーランド」という小説です。当たりでした。買ってよかったと心から思います。有名私立高校に通い、寮住いをしている4人の男の子が年明けでみな実家に戻る中、彼らだけ
がその寮で年を明かすようになるところから話が始まるのですが…よかったです、とても。今更な感じはありますが、読書感想文にオススメだと思います。いま私が書かなければならない立場にあったら、きっとウキウキしながら書けると思うくらいです。読みながら、そして読み終わってしまった今、深く考える機会になりました。読書することの楽しさのひとつだと思っています。恩田陸さんの作品は結構読んでいて好きなものも多いのですが、これもクリーンヒットでした。もし興味が湧かれたら読んでみてください。オススメです。
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