・・・風邪を引いたようです。脳ミソが溶けて出てるんじゃないかと思うくらい鼻水が止まりません。じくじくと軋むように痛いこめかみには、フランケンシュタインのごとくねじがささっているような気がします。基本的に一年に1,2回風邪を引くか引かないかぐらいの健康優良児で、しかも平熱が35度台なため、少し熱があるような気になるとガンダム00終盤で一気にティエリアに堕ちたのと同じくらい急激に具合が悪くなる子です。・・・あれ、喩えが分かりにくいですかゴメンなさい。でも熱はまだ測っていません。もしも熱があったらどんどん悪くなるのが分かっています。「あ、私体調悪いんだ」と数字で理解したらもうダメです。万人に対して公平な数字というものさしに「お前熱あんじゃん」なんて告げられたら、どんどん悪化していきます。・・もしも数字に「お前熱なんかねーよ」といわれたら無視します。平時が35度台だから37度前半でしんどいんだよ、と誰にともなく言い訳します。心の中で。・・・・・・あ、36.7度だった。無視しよう。
さて昨日はおお振りとガンダム00をアップしました。なんかもうめっちゃ楽しかったガンダム。セリフではない地の文でその人らしさを表現することの楽しさ。ティエリアの視線で、別にティエリアが喋らなくても彼らしい感じの文章が書きたい。「ああうん、ティエリアってこんなこと考えてそうだよね」という印象を持っていただけたら至上の喜びです。鳩羽シリーズで西浦ーぜの視点で書き進めることの楽しさにはまって以来、地の文がただの行動の実況にならないようにということと、その人がどう思ったとかどう感じたかという心の動きを色んな方法で表現することにばかり神経を注ぎ込んでいましたが、それの名残がガンダムのほうでも姿を現したようで。どうやらそれがいい方向に影響していることが実に喜ばしいです・・・そんなこと考え始めたせいで、一本書き上げるのに掛かる時間がぐんぐん伸びているのですがねアッハッハ。鳩羽書房第6話については以下より。
6:掴み損ねた空の切れ端
野球をしているときの田島は、犯罪的なまでにカッコイイと思います。あくまでもフツーに野球をしているだけで、別に特別なことをしている自覚のない田島はごくごく普通に、まるで呼吸をするのと同じくらい自然に「カッコよく」なるし、周囲が惚れ惚れとしちゃうことを平然とやってのけてくれそうです。「きっとオレに惚れるよ!」ではなく「惚れ直すよ!」と言っちゃえるのが田島かなー、なんて夢見ながら・・何せ彼は、タジマジックの使い手ですからね! 阿部の目からみた田島がカッコよすぎるような気もしますが、まぁそれはそれ。でも田島も阿部も、いざ本格的に野球をはじめてしまえば、ヒロインがいることなんて忘れて野球に没頭して欲しいです。彼らの一番は野球で、揺るがされて欲しくないですやっぱり。千代ちゃんが目撃してしまった迎えの人は、カノ猫関連の腹黒メガネなあの人です。彼の存在を田島やらに直球で聞かれた場合、ヒロインはどう答えるつもりなんですかねぇ(アイ ハブ ノープラン)。それにしても押せ押せな田島の影に隠れて、阿部がヘタレに・・・うーん、どのタイミングで阿部に自覚させるかが目下の問題です。